皆さんこんにちは。日中はお天気が良いと温かさを感じる季節となりました。これから少しずつ暖かくなっていき、外出する機会も自然と増えてくるのではないでしょうか。満開の桜を見られる日もそう遠くありませんね♪
今回は、『 養生訓に学ぶ江戸時代の食事 』について紹介していきます。
珍しいものや美味しいものに出会っても八、九分でやめるが良い。
腹いっぱいに食べるのは後で禍がある。
少し飲んだり食べたりして味の良いことがわかったら、たくさん飲んだり食べたりして腹いっぱいになったのとその楽しみは同じで、しかもあとの禍がない。
・メタボリック症候群の予防効果
・食後の眠気・ふらつきの防止効果
・経済的にも良いかも?
ベジタブルファーストという名前の通り、野菜類を先に食べてから、ほかの食材を食べるようにします。
野菜だけでなく、きのこ類やひじき、わかめなどの海藻類でも野菜と同じような効果が期待できます。
江戸時代初期は玄米が主流だったが、元禄時代から庶民の間にも白米が食べられだした。
江戸を訪れた地方の大名や武士に、足元がおぼつかなくなったり、寝込んでしまったりと、体調が悪くなることが多くなりました。そんな人たちも故郷に帰るとケロリと治ってしまうことが多かったため、この病は「江戸わずらい」と呼ばれました。
のちにわかったことですが、これはビタミンB1不足が招いた「脚気」という病気が原因でした。
気血が滞ると病気になる。気が上の方に滞ると頭痛やめまいになり、中ほどに滞ると心臓や腹の痛みとなり腹が張り、下の方に滞ると腰痛、脚気となり、淋せん、痔ろうとなる
※江戸時代には冷蔵庫などはなかったので、特に夏場は食材が傷みやすかったと考えられる。
今回の、「養生訓に学ぶ江戸時代の健康法」はいかがでしたでしょうか?これからどんどん暑い日が多くなってきます。水分補給をしっかりし、熱中症に気をつけて過ごされてくださいね。
Q1養生訓とは、貝原益軒が書いた本である。
Q2養生とは、健康的に生きることである。
Q3珍しいものや、美味しいものは腹いっぱい食べるが良い。
Q4 江戸わずらいとは、脚気症状である。
Q5夏は冷たい飲み物をいっぱい飲んだ方がいい。
大牟田の医療・介護施設情報を掲載しています。どなたでも好きな写真を投稿できるギャラリーを製作いたしましたのでご紹介いたします。次号は「 日常で使える腰痛・足痛予防 」をご紹介します。
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