みなさんこんにちは。先月のお知らせでは、「手を洗って感染を防ごう」の健康教室の内容をお伝えする予定でしたが、新型コロナウィルス感染症とその拡大防止のため、健康教室の開催が中止となりました。よって、急遽予定を変更して、今回は今まで行われた健康教室の内容を振り返っていきたいと思います。
手は『外部の脳』、『第二の脳』とも言われています。手先を動かしたり、歌を歌ったり、人と話をすることで脳が刺激を受け認知症の予防へとつながります。また、日頃何気なくやっている生活習慣が認知症予防に役立っていたり、逆に認知症を引き起こす原因になることもあります。今一度、生活習慣を見直してみましょう。
◆生活習慣について◆
認知症予防としての良い習慣と悪い習慣の例をいくつか挙げています。みなさんの日常生活の場面を思い起こしながら考えてみてください。
私たちの身の回りには、介護・福祉・医療それぞれに特化した『施設』が多く存在します。利用する方の介護状態や、どんなサービスを目的としているのかで選ぶ『施設』は変わってきます。
以前までの『施設』のイメージは、「家庭で介護ができなくなったため仕方なく預ける所」というものしたが、これからは「楽しみを持つ有意義な生活を送る第二の我が家」というイメージだと言えるでしょう!
医療費の自己負担を抑える制度はいくつかあります。自分に応じた制度を知り、活用することでより豊かな生活を送ることができると思います。
特に、年金で生活されている高齢者の方たちにとって、高額な医療費の出費は死活問題とまで言われています。安心して医療を受けていただくためにも、ぜひ皆さんに高額医療費制度について知っていただきたいと思います。
医療機関の窓口で医療費の自己負担分を支払った後、月ごとの自己負担限度額を超える分について、事後的に保険者から償還払いされる国の制度です。
交付を受けておけば医療機関ごとにひと月の支払額が自己負担限度額までとなるので、出費が少なく経済的です。年齢に応じて対応窓口が異なるので申請時には注意が必要です。
市役所等へ申請し、障害認定を受けることで重度障害者医療証が交付されます。重度障害者医療制度は、自治体ごとの制度の為、住んでいる地域により対象となる身体障害者手帳の等級が異なります。
難病のうち国が指定した病気について、その医療費の自己負担分の一部を国が国費で負担する制度。難病法に基づく医療費助成対象疾患は令和7月1日から333疾病に拡大されました。
いかがでしたでしょうか?
今回は7・8・9月の健康教室の内容を簡単に振り返りながら、ご紹介させていただきました。ご覧になりながら、ご興味のある内容の教室がありましたら、ホームページにより詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。
最後に〇×問題を作りましたので、みなさん是非挑戦してみてください!
Q1:パズルやゲームをするのは認知症になりにくい良い習慣だ
Q2:手先だけの動作では脳の活性化にはつながらない
Q3:介護状態やどんなサービスを目的とするのかが施設選びのポイント
Q4:レクリエーション活動は認知症予防に効果がない
Q5:各個人の年齢や、身体の状態が違っても利用できる制度は同じ
Q6:難病法に基づく医療費助成対象疾患は令和7月1日から333疾病に拡大された
大牟田の医療・介護施設情報を掲載しています。どなたでも好きな写真を投稿できるギャラリーを製作いたしましたのでご紹介いたします。次号は「 早めの熱中症対策 」をご紹介する予定です。
Q1〇 Q2× Q3〇 Q4× Q5×(年齢や身体状態により利用できる制度は変わる) Q6〇